沢井一恵さんのコンサート

昨日は沢井一恵さんのコンサート。
家族3人で行く事にした。いつも一緒に演奏している日景晶子も出るし、
なんたって沢井一恵さんのお琴を生で見られる!彼女の演奏を聞いたのは
遠い遠い昔、大学卒業前後の何故かそれもクリスマスイブにBFと見に行ったなあ。
イブには全く関係のないロマンチックなものではなかったけれど。
ジョン・ゾーン戸川純、沢井一恵、他に誰がいたっけか?
どんな内容か忘れたけれど、ジョン・ゾーンが音頭みたいなものを歌ってた様な?
あの頃は色んなコンサートに出かけていたけれど、今私の十八番になっている
「蘇州夜曲」、あの曲を始めて聞いたのはゲルニカのライブだったかもしれない。
それとも「何日君再来」だったかなあ。それ以来、李香蘭にどっぷりはまり、
ちょうど巻上さんの超歌唱セッションに誘われて昔懐かしい歌謡曲を良く歌っていたのを思い出した。
今回は宇宙が「マミイは一緒に座るの?」といつもステージの上に私がいて
自分だけいすに座らなくてはいけないのが嫌だったらしく超ご機嫌。
しかしレストランに行く時に必ず持って行くおもちゃ、塗り絵グッズなどを持ち込んで
コンサート会場へ。古い教会でとても雰囲気がいい。
私はクラシックをやっていたにも関わらずマイクが大好きで、生で歌うのは少し苦手だ。
クラシックをやっていたからなおさらなのかもしれない。
だからいつもやってるギャラリーでもマイクを使ってやっているが、
こんな大きな教会でも十分生で気持ちよく聞けるんだ、と実感。
心配しなくてもいいんだな。別に大声で歌わなくてもちゃんと響いてる。
最初の曲はお琴大合奏。10人近くいたかな?始めて大合奏を聴いたけどやっぱりかっこいい。
皆でユニゾンなんてやった時には鳥肌ものです。
しかしやっぱり沢井先生の音は違う。ソロパートが多いのももちろんだけど
沢井先生の音に対してベースのお琴の音がもっと欲しい!なんて思ってしまった。
やっぱり宇宙は大人しくしていても時々ちょっとした声がうるさい。
「はー。」とあくび声出したり、「疲れたー」。私のライブだと音がうるさいからいいんだけど
やっぱりこういう静と動がはっきりしているコンサートだと難しい。
2曲目は席を移動して一番後ろへ。その曲がやたら長くておまけにアメリカ人の三味線の人の
歌がかなりきつい..アメリカ人としてはよくこんな訳の分からない音階やメロディを歌えるなと
感心はするけれどやっぱり決してうまくはない歌を聴かされるのは聞かない様にしていても
聞いてしまって辛かった。挙手して私が代わりに歌います!って気分ですな。
3曲目からは外に出た。リラックスできずにハラハラしながら見るのは勘弁。
しかし、ガラス窓から見えるし音も十分に聞こえてここは特等席だった。
終わった後に晶子に紹介してもらって始めて沢井一恵さんとお話をちょこっと。
是非一緒に演奏したいです!なんていつになる事やら。
でも宇宙にお菓子あげようか?おにぎりは?なんて言ってくれてとってもスイートな方だった。
今日はもうシアトルに皆で飛んでるはず。そろそろ私も演奏活動を開始しなくては。