写真は福島町で撮ったナミイバンド&野田さん&首を絞められそうな宇宙

namisagara2006-09-17


余りにも時間の経つのが速すぎて遠い昔の事のよう。
帰国前から育児90%モードが徐々に音楽モードになってきて
育児に家事をかなり疎かにしつつ、周りにも協力してもらって、日本に着いた時は
きっと90%まではいかないとして、80%音楽モードで意気込んだ。
特に今回は東京ライブだけでなく、北海道の4つのコンサートもあって
こりゃ〜あとでうまく歌えなかったじゃあすまされないぞ!と気を引き締めて
とにかく喉、体調管理。でもどんなに歌のコンディションを整えていても風邪をひくと
ダイレクトに演奏に響いてしまう。歌は自分の体が楽器だから心を持った唯一の楽器。
だからどんな他の楽器よりもダイレクトに表現できる。その代わり、喉をやられてしまったら
楽器なら買い替えたり、修理したりできるけれど喉は換えられないし、買えないし。
医者に行って強い薬や注射、整体に行って喉に効く様アジャストしてもらうくらいしかできない。
風邪は一番の敵。育児をしていると子供がすぐに風邪をもらってきて、うつらない様に努力しても
必ずうつってしまう。しかし、今回は宇宙も私も強かった。去年は宇宙が高熱でライブにも
来れなかったけれど今回は二人ともオッケー。まあ夏だからというのもあるか。
いやそうじゃない、北海道は寒かった〜。暑い暑いと聞いていたので靴はサンダルのみ、
上着は日焼け止め程度の薄い羽織る物しか持って来ていなくて天気は悪いしちょうどサンフラン
みたいな気候。おまけに一番降ってほしくない野外コンサートのその始まるちょっと前から
雨が...私は晴れ女とは言わないけど思いっきり雨女でもなし...
おおたか静流さんはどこだったっけか、絶対に雨の降らない土地で雨を降らせる程の雨女だそうだ。
ステージの上は濡れないけれど、観客は皆傘をさして見ていた。ほんとにお気の毒で...
それなのに家の母と宇宙(宇宙は寝てしまった)以外はずっと1時間のライブを雨の中見てくれた。
本当に感謝です。神社の中でかがり火を焚いたステージには染め物のアーティストの長谷川さんが
素敵な布アートをバックに飾ってくれてそれも素晴らしかった。
あとはやっぱり美味しい魚介類が待ってました!それと共にこんなに沢山の福島町の方々が
このライブを支えてくれていたの分かって驚きと感謝の気持ちでいっぱいになった。
こういうあったかさが私の求めてる物だってつくづく思ったなあ。
「義理」は抜かしても「人情」だね。その上に私は成り立ってる。続きはまた後ほど。