シルク・ド・ソレイユ

昨日は宇宙のバースデーでシルク・ド・ソレイユを見に行った。
3歳になったばかりの宇宙にどれだけ分かるだろうか。
値段も結構高いのに旦那がいいと言うので気が変わらない内に
チケットをゲット。昔からいつも遊んでるUK、こーたん親子と
見に行った。サーカスとは言ってもやっぱりセンスは抜群。
サーカスってフランスで始まったものなのかな?
昔からのなんだか物悲しい感じ、レトロな雰囲気があって
フェリーニの映画が見たくなった。
「フリークス」とか「サンタ・サングレ」の様なカルトっぽいのも
好きだけれど、これは天使が至る所に出てきてとても奇麗だった。
子供達はまだ3歳だと言うのにじっと見ていた。
宇宙だけはお菓子をばりぼり食べていたけれど。。
子供達は一体どんな風に感じているのだろう。
大人の見方とは全然違うんだろうなあ。
今回のは1枚のシルクを通して見る様な布の擦れる感じや
柔らかいイメージ。私が一番凄い!と思ったのは
司会者と言うのか、ムチを持って進行を説明する怖いおじさん。
彼の口笛は素晴らしかった。ブラボーと叫ばなかった事を
どんなに悔やんだ事か。口笛でクラシックの曲を色々と
聞かせてくれたのだが口笛ではとても出せない高音まで出して
響きも素晴らしく感動。拍手喝采
そう言えばクレズマーを見に来てた人が、サーカス風な音が
とてもいいとアンケートか何かに感想を書いていたけれど
考えた事がなかった。言われてみるまで思った事もなかったが
かなりサーカスっぽい。物悲しいし、裏ぶれた感じ。。
このサーカスには動物がいなかったのがちょっと残念。
でも動物が出てくるとますます悲しい気分になってしまうか。
久しぶりの芸術鑑賞で(それも宇宙と)ちょっとエネルギー補給。