DUO LIVE

namisagara2005-09-25

22日にお琴の日景晶子とライブ。
昔は日本でライブをやるとあまりにもお客の反応が
なくていつも終わった後に自問自答していた。
何が悪いんだろう?と。
おまけに皆感想が同じ。〜ぽいね、みたいなどこかの
ジャンルとの類似点を探してなんとか理解しようとするみたいな。
ジャンルはどうでもいいから良かったの?悪かったの?
好きなの?嫌いなの?それが聞きたかった。
逆に大きい声だねえ!なんておばさんが率直で正直に
感想を言ってくれたりするととっても嬉しかった。
海外だとどんなに知名度があろうがなかろうが、
関係なく喜んでくれていたのでアメリカに住んでいる
私には最近、そんな悩みはない。
ただ私の欠点はライブが終わった後いつも反省モードに
なっていてかなりブルーになってしまう。
自分の達成したい所まで届いてないと、調子が悪かった、
うまく歌えなかったなど、こんな歌でごめんなさい的
モードにはまってしまって、せっかく来てくれた人や
協力してくれた人の気分をダウンさせてしまったり。
大体、これまで達成感のあるライブなんて、これだけライブを
やってきてて3回くらいしか思い当たらない。
いつも余裕がなくてぎりぎりの所で歌っている。
それがほどけてエネルギーをぶつけるのでなく、
自然にエネルギーが膨れ上がって自分からすごい
オーラが出まくった時があった。それはある意味ナチュラルトリップ
なんだろうけどあの感覚は忘れられない。
気持ち良さそうに歌ってるねとよく言われるけど、
この時ほどそれを感じた事はない。
またトリップしたいけれどきっと日々の積み重ねが
あってそこにいけるんだと思う。
育児でへとへとな私にはなかなか難しい課題だ。
毎日ナチュラルトリップしているハイパー宇宙がうらやまし。
まあ1週間前に急に決めたライブだったので、準備不足も
あり、色々と反省する部分は沢山あったけれど、
来年のフェスティバルへの出演依頼もあったり、
帰国ライブに向けての心構えもできていいやっておいて良かった。
最近は友達は殆どママ友ばかりだが、皆子供を預けて
わざわざ来てくれた。かなり奇天烈な音楽なので
正直誘う事自体申し訳ない気持ちがあるが、それでも
歌う機会がそんなにないのでできれば見てもらいたい。
バルーンアーティスト兼薬剤師!のようこさんは
風船で大きな花束を持ってきてくれた。
私の歌を聴きにきてくれる人がいる事が一番嬉しいし、感謝のひと言。
11月には子供達にも聞いてもらえる様、
一般向けのコンサートを企画する予定。
日本から帰って3日目なのがちと不安だけど、どんどん
活動を増やしていきたい。